メインコンテンツまでスキップする

ブランドロゴ:株式会社ツルハホールディングス

Sustainability

資源・リサイクル

課題認識・対応方針

  • 環境省は国の循環型社会形成推進基本計画に基づき、循環型のライフスタイルを「Re-Style」として提唱しています。その一環として行われている消費者キャンペーンの「選ぼう!3Rキャンペーン」に、当社が属する一般社団法人日本チェーンドラッグストア協会(JACDS)が応援団体として支援に参加しています。

  • ツルハグループは日常生活における必需品を数多く扱うドラッグストア企業として、また調剤薬局事業を通じて地域の健康を守る医療サービスの提供者としての社会的責務を認識し、循環型社会の実現を目指して資源・リサイクル課題への取り組みを推進しています。

レジ袋有料化・バイオマス配合レジ袋の取扱い

排出CO2削減に加え石油資源の保護、海洋プラスチックごみ問題の解決を目指し、2020年7月よりレジ袋の有料化を行い、グリーン(バイオ)ポリエチレンを30%配合したレジ袋への変更をしました。
エコバックのご持参、レジ袋のご辞退などお客様のご協力により、2020年7月からの1年間でレジ袋の実枚数は7,400万枚となり、前年より約3億4,000万枚のレジ袋枚数を削減することができました。この削減によるCO2の削減量は、約20,740トン※となります。レジ袋削減によるCO2削減の取り組みをグループ各社で継続をしています。

※レジ袋 1 枚 10g を 1 回使用して焼却する場合、製造する際のCO2排出量は 30g、焼却する際のCO2排出量は 31gであり、 合計 61gのCO2が排出される計算です。(省エネルギーセンターHP)

食品ロス(3分の1ルール)

食品流通においては、商品の製造日から賞味期限までの期間の3分の1が経過する前に店舗へ納品させる「3分の1ルール」と呼ばれる商慣習が存在します。サプライチェーン全体でのフードロス削減を目指し、飲料、即席めん等一部のカテゴリーにおいて、この経過期間を2分の1まで許容する納品基準としてグループで統一を図る取り組みを始めています。また、SKUごとのロス率などデータに基づく商品の見切り・ディスカウントの判断基準などの知見をグループ間で共有し、ロス削減に取り組んでいます。

調剤医薬品の廃棄削減

ツルハグループの調剤薬局では、ITシステムの共通化により、各薬局における医薬品の在庫状況を単品ごとに把握し、店舗間での在庫コントロールを図っています。この仕組みによりオペレーションの効率化を図れるほか、期限切れによる医療用医薬品の廃棄量削減にもつながっています。2020年度以降、店舗数が毎年増加していますが、ロス率は、一定の水準を維持することができています。